ロシアピアニズム

ロシアピアニズム · 31日 7月 2020
先週、ロシアピアニズムのピアニストの方々を対象にしたセミナーを川口リリアでおこないました。 元々セミナーをやろうと考えていたわけではなく、Twitterのフォロワーの方が「ビートのレッスンをピアニスト達で体験して考察してみたい」ということでメンバー集めをしてピアノスタジオを予約してくださり、まさに受動的にセミナーを行いました。...
ロシアピアニズム · 06日 6月 2020
「下に落ちてしまう手を、落ちすぎないように引き上げよう」と浮かせる力(上に上げる力)を使ってしまうと腕が軽くなってしまいます。 そうなると腕を下げ過ぎず、同時に上げ過ぎず、中途半端な力加減をさぐりながら弾いているようになります。 これだと前腕の外側の伸筋ばかり発達しませんか?...
ロシアピアニズム · 27日 5月 2020
ロシアピアニズムは日本で一般的な奏法とは真逆。とよく言われているようです。 なぜ真逆なんでしょうか? それは日本人とロシア人の体が真逆だからです。 日本人は重心移動が出来ない。 ロシア人は重心移動が出来る。 これはまったく違う体です。 日本人は鍵盤を押すと沈む腕(支えが無い)。...
ロシアピアニズム · 21日 5月 2020
どうしたらピアノが歌うか? 支えは波で曲線だから、円や球になります。 サーフィンのチューブライディングの時の波を見ればわかりますよね。 波がトンネルのようになってます。 ピアノの弦もハンマーに叩かれて振動します。 振動は波ですから、その振動の波から円が生まれ、空間に広がっていくのではないでしょうか。...
ロシアピアニズム · 16日 5月 2020
前回のヤジロベエ重心、転がり重心の続き。今回もトレーナーのブログです。 「耳を開く」という言葉があるそうです。 これはたぶん前後左右の広い空間を感じているのではないでしょうか。 踏めない人は踵重心とつま先重心に分かれる。 踵重心の人は重心が後ろに傾いているので、自分の後ろ側の空間の意識が強いです。 そして自分の前側の意識が弱い。...
ロシアピアニズム · 15日 5月 2020
今回もトレーナーのブログです。 ロシアピアニズムで、親指と小指はヤジロベエらしいですね。 これはヤジロベエ重心。 弾く指そのもの重心ではない。 それと同じで、床が踏めると全身がヤジロベエになります。 足の親指と小指もヤジロベエ。 つま先と踵もヤジロベエ。 踏めない頃の私(トレーナー)は踵重心でした。 踵そのもの重心。...
ロシアピアニズム · 14日 5月 2020
前回の続き。今回もトレーナーの記事です。 これが、私の持ち音ならぬ、持ち体型だったんです。 私は、この体型を大切にしたい気持ちになれなかった。 この体型が自分らしさ、自分の個性と言われても…。 私はアーノルド・シュワルツェネッガーみたいな体型になりたかったんです。 「もともと特別なオンリーワーン♪」と言われても、理想は追い求めたいです。...
ロシアピアニズム · 14日 5月 2020
今回の記事はボディビルのトレーナーが書いてます。 前回のソコロフの記事に対してTwitterのフォロワーさんが感想を書いてくれました。 これがとても興味深いのです。 「それぞれ持ち音(骨格や体型などによるもの)というのがあって、それを大切にするように、と教わりました」...
ロシアピアニズム · 13日 5月 2020
ソコロフは速く弾く時に、手のひらでペットボトルのフタを掴む形をしている。 「やっぱり虫様筋を使った支えの形が大事なんじゃないか」と思うかもしれない。 ここで大事なのは、見た目の形や動きと、身体の中の動きは違うということです。 実際は足裏で言うところのトラス機構が働いていて、手のひらにはクッションとバネの両方がある。...
ロシアピアニズム · 12日 5月 2020
ホロヴィッツとタイプは違いますが完全なロシアピアニズムですよね。 波が大きいので、動きも必然的に大きくなります。余計な動きは1つもなくシンプルです。 波が大きいから、それに合わせた身体の動きに自然になっている。 何故、波が大きくなるか? それはソコロフの胸郭が肩幅に対して大きいから、僧帽筋に力みが無い。...

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