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つま先の伸ばし方

3回にわたり床を踏むバレエの原理について書いてきました。

 

床を踏むこと=ポワントで立つこと。

この2つは表裏一体です。

床が踏めればつま先は伸びてしまうのです。膝も伸びます。

 

その延長で脚も上がります。

アテールでもポワントでも内ももを使うので、自然と5番に脚が寄っていきます。

ターンアウトもしていきます。

上半身も上に伸びます。

 

だからバレエは受動的なのです。

 

よくある勘違いとして

「バレエには厳しいルールがあって、それを守らなければバレエにならない。

つま先は伸ばさなくてはいけない、5番に入れなくてはいけない」等々。

これは違います。

 

踏めば自然とそうなる体だからそうなっているのです。