ビートのパーソナルレッスンは、まずお客様の困っていることを聞き、それに対して原因を説明し、身体の調整をして動きを確認し、さらに深く細かい原因を探り、また調整する。これを繰り返します。
先生が教える側、生徒は教わる側。という一方通行のレッスンではありません。
人間の身体は、ビックリするほど千差万別で、本当に宇宙を探っているようなものなのです。
だから色んなパターンの調整やトレーニングをしながら身体の反応を見ます。
ですから、毎回レッスン内容は違いますし、人によっても違います。
あらかじめ決めたことをするわけでもなく、レッスンを進めていくうちに、その場で気がついたことをどんどんやっていきます。
そうするうちに個人のオリジナルメニューが出来上がっていきます。
根本的な原因がどこにあるのか?ということを第一に考え、身体の素直な反応を注意深く確認していきます。
初めは何をやっているのか意味不明かもしれませんが、何回かパーソナルレッスンを受けるうちに何が大事で何をどうしたら良いのか頭でもわかってきます。
初回から体、動き、感覚はかなり変わりますが、説明しても頭ではなかなか理解できないだけです。
質問があれば遠慮なくどんどんしてください。
わかったふりをせず納得するまで質問してください。
すべての質問に必ず答えます。
わからない時は「わからない」と言いますが、次回までにいろいろと調べて考えてみます。
自分なりの意見を持つことはとても良いことです。
例として、こんなことがありました。
甲がポアントで立つとき引けてしまうという方がいて、甲がしなるように調整しました。
そしたら、甲が出るようにはなったけど、ふくらはぎが出っ張る(太くなる)感じがするというので、動きを確認すると、出るようになった甲が膝の裏に繋がっていなかったせいでした。
ですので、そこの感覚を作っていきました。
このように意見を言ってくださると、修正スピードも速いです。
そして、バレエ経験が少ない方も勿論いらっしゃいます。
こういう方は独自の癖が無いので、わりとすんなりと良い使い方になります。
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