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転がらない足とはどんな足か?

転がらない足とは、足先がある足です。

アルファベットのLのような足です。

 

足先があると、上下動の無い平坦な日本人的な歩き方になります。(踵の振り子軌道とつま先の振り子軌道の2つができるため)

 

足先がある。とは足裏にりきみがある、足の指にりきみがあるために、足の裏が平面の板のようになっている状態です。

 

下で平坦なのが普通の日本人。

上で平坦なのがおなかで引き上げる日本人バレリーナです。

 

上で平坦だと下にアクセントが無いので音楽を表現できません。

高音しか出せない歌手です。綺麗な声でもそればかりでは飽きます。

 

以前ブログに書いたようにパーソナルレッスンを受けた方は歩行で今まで無かった上下動を感じ「床が波打っているような」感覚になることもあります。

 

最近では「平らな床に立っているのに青竹踏みを踏んでいる感じがする」と言っていた方もいました。

足裏が転がるようになったため、土踏まずを強く感じるようになったからでしょう。

 

足の指も反りかえって、足の甲も左右に反るような足が理想です。

これも力で反らせるわけではありません。

 

 

これは非常に重要なことですが、足指&足裏が反るから足の甲が出るのです。

MBTシューズからのゲイナーです。

表裏一体、2つで1つです。

 

筋肉の力で甲の出た形だけを作っても意味はありません。

この脚ではポアントからアテールに機能的に下りれません。