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言ってはいけない日本バレエの話を言える理由

前回書いたような話を、他のブログではあまり見かけないのは、広く知られると都合の悪い話だからではないでしょうか?


それを何故ビートのブログには書けるのか?


それはビート独自の身体を変える方法を、すでに生み出しているからです。


バレエ団に入れなかった人が教えているのが、筋力で踊るバレエ。

バレエ団に入っていた人が教えているのが、おなかの引き上げばかりに頼るバレエ。


海外の人のように踏むだけで踊れるバレリーナ(踏むことでお腹が引き上がるバレリーナ)は少ない。


それを生徒に教えられる人はさらに少ない。


私がブログに書いている「踏む」は、日本人バレリーナの「踏む」とは種類が違うものです。


だからビートのブログを読んでも意味がわからない人がほとんどです。

わざと難しくは書いていません。むしろわかりやすく書いているつもりです。


床を踏むということは文章で読んで理解できるような簡単なことではないのです。


私も床を踏むことを生徒さんの身体に反映させられるようになったのは2~3年前です。

それまでは自分では踏めても生徒を踏めるようにすることはずっと出来ませんでした。


「床を踏んで、踵を踏んで、床を押して、足裏3点で立って、足裏を鍛えて、土踏まず使って…」


そんなありきたりなことを言ったところで、根本的な原理が分かってないとなかなか生徒の身体に反映させることはできません。