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バレエ教室の選び方

最近、バレエの先生方の間で、この様な話をされていました。

 

先生や教え方にこだわりをもって開いているスタジオのほうが生徒が集まらなくて、とにかく安い金額で働いてもらえる先生を雇って、安く気軽にバレエを習えるスタジオに生徒が集まる。

 

なかには、バレエはきちんと教えない!そのかわりにコミュニケーションや礼儀をバレエを通して学びましょう!というような売りで繁盛しているスタジオもありますね。

 

親御さんの気持ちとして、子供に沢山の習い事をさせたいから本格的に教えてもらえるより、まずは手軽にやらせてみたい、そして向いていれば真剣にやらせても良い。という方もいれば、とにかくバレエという名前がついているものをやらせたい。という方もいるでしょう。

 

ですが、バレエを間違ってやると前横後とすべての方向に完璧に体を壊していきます。

脚のラインも崩れていきますし、下半身太り、骨格のねじれ、外反母趾、筋肉の肥大化、筋肉の緊張による肩こり腰痛や不眠も引き起こします。

実際にバレエをしている方で、レッスンをした日は眠れないという方は少なくないのです。

 

そういう意味で他のダンスやスポーツより危険かもしれません。

 

他のスポーツは踏めてない人でも形を真似することは出来ます。

バレエは踏めてない人が見よう見まねでやると体に凄く負担がかかります。

立っているだけでも無理!って感じです。

バレエは踏めている人にしか出来ない動きをするからです。

 

それを力や柔軟性でどうにかしようとすると、おかしな部分に筋肉がついて、おかしな部分が柔らかくなりますよ。

 

踏めてない人が使いやすい部分、使わない部分。

踏めている人が使いやすい部分、使わない部分。

 

これは真逆と言っていいぐらい違います。

 

踏めてない体で中学生から部活に入っても、たいした結果は残せません。

スポーツでも音楽でも。

スタイルも悪くなります。

 

良いことは本当に何も無いです。

あらゆる分野で子供の才能を潰すことになります。

 

なのでバレエスタジオ選びはよく考えた方が良いです。

とはいっても、選び方なんて知識がないから分からない、という方は今から上げることがあてはまるスタジオは、よく考えてから入れた方がよいでしょう。

 

・生徒さん達の脚が身体バランスに対して太い(間違った使い方で筋肉が肥大化しています)

・高校生ぐらいの生徒がいない(思春期の女の子は信頼できる先生を選びます)

・生徒さん達の笑顔がない、委縮している(委縮していると動きも固くなり怪我しやすいです)

 

参考にしてみてください。