· 

前傾姿勢で走る

前回の続き。


陸上の短距離走はスタートした後に前傾姿勢で走ってます。


それを客観的に見て「倒れそうになりながら脚を前に出している」と考えている人もいるようです。


でも、前傾姿勢で走れている人は「自分が倒れそうだ」とは感じていないはずです。

本人が地面を踏める範囲内で最大限前傾しているだけなので。


これを日本人が表面的に形を真似すると「倒れそう」と感じるでしょうし、体に負担がかかってしまうと思います。


床が踏めると足裏が球になるので、まっすぐの姿勢のまま深く前傾することができます。


まっすぐの姿勢のまま足首から後傾することもできます。


振り子を逆さまにしたメトロノームのような体なので、自分にとっての真上が広くなるんです。

これがハンマー投げのような投てき種目に関係するんじゃないでしょうか。