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フォームだけを変えると失敗する

左が日本人、右が白人


前回の続き。


野球のピッチャー、バレーボールのスパイク、テニスのサーブなど、どんなスポーツでも基本とされる大切なポイントはどのコーチも同じようなことを教えているでしょう。

どの専門雑誌を見ても、ネットで検索しても同じようなポイントが書いてあります。

だから競技をしている人なら誰でも知識としては知ってます。


でも体では出来ない。


バレーボールの一流選手のスパイクを見れば、体が反り返って膝が90°ぐらいに曲がっています。

ひらがなの「く」というよりアルファベットの「C」ぐらい体が反ってます。


それを見てフォームを変えようとした場合。


不自然に感じながらも無理すればフォームはなんとか真似できる。

でも球は速くならない。

むしろ遅くなる。


それは支点が高い体で、支点が低い人と同じ動きをしようとしているからです。


フォームを変える前に支点を変えないと必ず失敗します。


リンボーダンスはカリブ海発祥のダンスです。

本場のリンボーダンスは大腿四頭筋や腹筋で耐えてあの姿勢を維持しているわけではありません。


中南米カリブ海はキューバ、ジャマイカ、ドミニカ、プエルトリコ、ベネズエラなどスポーツの強い国が多いですよね。 

特に野球とか。

これらの国々の出身でMLB、NBA、NFLで活躍している人がいるそうです。

大坂なおみさんの父親もハイチ系アメリカ人です。

テニスのサーブのトロフィーポーズはリンボーダンスそのものです。