前回の続き。
姿勢と精神状態は関係すると思いますが、踏んで姿勢が良くなると攻撃的、積極的になり自信があるような気持ちになります。
日本人の猫背で縮んだ姿勢は防御的、消極的です。
のど、みぞおち、股間といった体の急所を隠す守りのポーズです。
慎重になりすぎるので、シュートを蹴るべき時に蹴れないかもしれません。
練習では出来ることが試合になると出来ないという結果になりかねません。
このように姿勢が精神に影響を与えると思います。
・ゴールキーパーが変わる。
これは構えの記事で書いたことですが、スクワットポジションから素早く動きやすくなります。
・視野が変わる。
踏むと姿勢が変わりますが、視野も広くなります。
自然と遠くの景色を全体的に見る感じになります。
首や肩のりきみが無くなるからです。
対して日本人の体だと、近い距離の一点に集中しがち。
細かい部分が見れるのに全体が見れない。
そうなると短いパスを狭いエリアで小さく出し続けるようになると思います。
・呼吸がしやすくなる。
バレエのレッスンでも踏めるようになったら肋骨がウワッ!っと広がる瞬間があります。それは後ろから客観的に見てわかります。
踏めてない人は肋骨、胸郭、横隔膜が動かず固いです。
呼吸も浅いでしょうからスタミナに関係すると思います。
・胸トラップがしやすくなる。
踏めれば上半身が大きく自由に動かせます。
だから体を反らしやすくなります。
ボクシングのスウェーみたいな動きもやりやすくなるはずです。
数回にわたり書いてきたことはサッカー以外にフットサル、ラグビー、アメフト等の蹴るスポーツ全般に当てはまることがあると思います。
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