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野球選手が踏めるようになったら

投げるスポーツ、例えば野球、バレーボールのスパイク、テニスのサーブ、やり投げ等で踏める体になった場合の変化について書きます。


・肩の可動域が広がる。腕の癖が無くなる。


日本人の特徴として、そうぼう筋に常に力が入っています。

前肩、猫背の人も多いです。


バレエでも下手な人は腕を上げると肩も一緒にすくめてしまいます。

そうぼう筋に力が入ると、胴体と腕の繋がりが無くなります。

胴体で生み出した力を腕に上手く伝えられません。


当然、肩の可動域は狭くなります。

寝た状態でストレッチした時にいくら柔らかくても立った状態でその可動域が使えなければ意味がありません。


そうぼう筋に力が入る人は、肘にも手首にも指にも力が入ります。

そうすると肘に負担がかかって怪我したり、手首や指に癖があるのでコントロールが悪くなります。


バレエでは足の指が伸びているのが大切ですが、足の指が伸びれば手の指も伸びて癖が無くなっていきます。


テニスのラケット、野球のバット、ゴルフのクラブのような握る道具の場合。


日本人は手首が小指側に曲がりやすい(しゃっ屈)、握る時に小指薬指に力が入りやすく親指人差し指が使いにくい。という特徴があります。


握る時は小指薬指で握るのが正しい。という考え方もあるかと思いますが、親指人差し指が正しく使えたうえで小指薬指を使うべきです。