サッカー、野球、バスケット、テニス、バレーボール等の球技の構えの話です。
スクワットポジション、パワーポジション、レディポジションとも言うそうです。
スクワットポジションにはそれぞれのスポーツでそれぞれのポイントがいろいろとあるようです。
この姿勢は構えですから動きやすくするためにやっていることでしょう。
前回書いたようにスクワットは日本人にはまったく向いてません。
ましてやスクワットのしゃがんだ姿勢を維持するなんてもってのほかです。小刻みに動いてもどうしようもないです。
だから、日本人がスクワットポジションをとると体が下に沈みます。落ちます。重くなります。埋まります。
ただひたすら疲れます。
まったく動けません。
少し前にやっていた女子バレーボールのW杯を見ても、日本人は海外の選手より脚が太い。
同じように構えているのに。
でも、脚が太いからって日本人のほうがジャンプ力があるわけでもないし、パワフルというわけでもないし、動きが良いわけでもない。
これも立ち方が違うからなんです。
海外の人は膝、股関節を曲げて低く腰を落としても動ける。
前後左右どんな動きにも対応できる。
これは腰を落としても体が下に沈まないから。
上に伸びる力があるから。
これが床が踏めているということです。
床が踏めて初めてスクワットポジションの意味があります。
たぶん、スポーツをやっている人がこの文章を読んでもピンとこないでしょう。
誰しも自分の体以外の体にはなったことがないので。
だから自分のスクワットポジションと海外のトップ選手のスクワットポジションがどれぐらい違うか理解できない。
これは実際にビートで体験してみないことにはわからないと思います。
感覚の鋭い人なら体験すればわかると思います。
本当に全然違いますから。
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