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踏むことによる体型の変化

踏む練習をして私の体型自体も変わりました。


・トレーニング歴は25年近いにもかかわらず1年で2キロもコンテスト体重が増えた。

・以前は下半身>上半身だったのが、下半身=上半身に近づいた。

・大腿四頭外側頭、お尻の脂肪が落ちやすくなった。大腿四頭筋内側頭が発達した。

・腹斜筋が発達して脂肪が落ちた、みぞおちが閉まった。

・そうぼう筋の力が抜けて肩、背中、リアが発達した。

・みぞおちから上、鎖骨周りが大きくなった。

・三頭筋長頭が発達して脂肪が落ちた。

・手のひらのマメの位置が小指薬指から薬指中指寄りに変わった。

こんな感じです。


床を踏めるようになって、大腿四頭筋外側の脂肪が落ちるようになりました。

脚に力を入れると外側にもギュッと力が入り筋肉が動いてちゃんと収縮する。

昔はこの外側に力が入る感覚も無かったんです。

意識的に脱力することも、力を入れることもできてなかった。ということが踏めるようになってやっとわかりました。

今はイメージとして脱力している時は0、力を入れた時が100みたいな感じになってきました。


昔、海外のボディビルの大会に出た日本人が、舞台裏で見た外国人の体は脂肪が落ち切ってないように見えたのに、舞台に上がって力を入れた瞬間にひとつひとつの筋肉が飛び出すように浮き出た。ああいう筋肉の質には日本人はならないと言ってたんです。


踏める人のほうがリラックスと収縮の差が大きいです。


三頭筋長頭は肩甲骨についているので、そうぼう筋に力が入っていた頃は筋肉がつきませんでしたし、横に走るカットもありませんでした。

よく女の人が脂肪がついて振り袖みたくなる部分です。

踏めると、ここに脂肪はつきません。


手のひらのどこでバーベル、ダンベルを握るか?は大事なことです。

スポーツ選手ならテニス、バドミントン、野球、ゴルフのように握るスポーツに関係してくると思います。

バレエでも手のひらのどこに軸があるかでアームスの動きに違いがありますよね。

小指側に軸があると老けて見えたり。