日本人のスクワット、白人のスクワット

力のくわわる方向が違います。

膝の伸ばし方が違います。

白人は踵に板を敷いてスクワットする人が多いですが、これは足首が硬いからというより、斜め後ろに力を入れているからだと思います。

日本人は足裏から平面的に真下に力を入れてます。

レッグエクステンションと同じ力の入れ方をします。

そうやって白人と日本人がスクワットをすると結果はまったく違います。

白人がスクワットした場合。

無意識に内ももを使うため、内ももからお腹に向かって上に伸びる力が強くなる。

だからスクワットすると体の中心が強くなり、上半身も強く大きくなる。

踏む力が強くなるから、スポーツの才能がある体になっていく。

動きが良くなる。姿勢が良くなる。

日本人がスクワットした場合。

大腿四頭筋の外側がどんどん太くなる。

無意識に外側を使うため、内ももが弱くなる。

上に伸びる力が弱くなり、体の中心が落ちて弱くなる。

だから、スクワットすると上半身が小さくなる。

どんどん床が踏めない体になっていき、スポーツの才能が無くなっていく。

動きが悪くなる。姿勢が悪くなる。

このような結果になります。

若い頃、どのボディビル雑誌や本を読んでもスクワットこそが最も大切な種目でキングオブエクササイズだと書いてありました。

海外の一流ビルダーは皆「スクワットをしたら上半身も大きくなった」「単なる下半身の運動ではなく全身に対して特別な効果がある」と言ってました。

それを素直にそのまま信じた私はスクワットを一生懸命やりました。

続く。