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球の作り方②

球の作り方①で説明したものは、日本人の上手い人の作り方で、作られる球は1つです。

 

球の作り方②は白人の作り方になります。

ビートで行っている作り方です。

この場合作られる球は1つではなく、様々な場所に、色んな大きさで作られます。


球の作り方①は身体を張ることによって球を作ります。

球の作り方②は振り子の原理で動かすことによって作られます。

 

動画の上から3こ目までのバレリーナが振り子タイプの球の方です。

上からパリ・オペラ座エトワールのマスタークラスのアンドレイ・クレム イザベル・シアラヴォラ、アレッサンドラ・フェリ、ワガノワの方。

3こ目はアンナ・シシャノワさんが完全に脱力した振り子です。全身ぶら下がり女です。



4こ目はロイヤルの高田茜さん、ドンキのキトリ。張るタイプの球の方です。

 

振り子タイプで身体を作った場合、身体に対して膝下や手首が細くなります。踊る時に上半身に遊びがあり力みがありません。足首が重心移動に合わせて軽く揺れます。

 

張るタイプでは、身体に対して、もも、二の腕、ウエストが細くなります。踊る時上半身に張りがあり、遊びがないので個性は出にくいですが、崩れることがありません。