左が凹の法則。
骨が黒い矢印方向に動くと関節が同じ方向に移動する。
右が凸の法則。
骨が黒い矢印方向に動くと関節が反対の方向に移動する。
(股関節や肩関節)
パーソナルレッスンでは股関節や肩関節を「抜いた」状態で動かす練習をよくやります。
関節に遊びを作る練習です。
整体でも関節を離開し遊びを作り前後左右に滑らせ回旋させ動きを良くしますが、それを自力でやるようなことです。
上手く関節を抜けるようになるとバレエが上達します。(脱臼とは違います)
関節の運動には凹凸の法則というものがあるそうです。
凹の法則とは、動く側の関節面が凹の場合、滑りは骨運動と同じ方向に生じます。
凸の法則とは、動く側の関節面が凸の場合、滑りは骨運動と反対の方向に生じます。
股関節、肩関節は凸の関節面なので反対方向に動きます。
この、骨を動かした方向と反対に関節が動く。ということがバレエでは大切です。
関節に遊びが無く関節が詰まっていると凹凸の法則に当てはまらなくなります。
骨を動かした方向と同じ方向に関節が動いてしまう人は、脚をバットマンで上げた時に痛みを感じたり、太もも外側から中臀筋を使い過ぎてしまいます。
右足を上げる時に、右のお尻ごと全体的に上げてしまう感じです。
アンオーに腕を上げた時は、そうぼう筋に力が入り肩全体をすくめてしまいます。
コメントをお書きください