ジャズダンサーの中には、バレエはジャズの基礎になる派と、バレエはジャズの基礎にならない派の両方の方がいるようです。
基礎にならない派の意見として
・バレリーナはビートにのれない
といったものがあります。
これは本当のことだと思います。
おなかで引き上げる日本式バレエをやってきたバレリーナはジャズダンスは踊れないし、ビートにものれません。
高い位置で一定の踊りになってしまいます。
これが踏むタイプのバレリーナだとジャズも踊れます。
きちんと踏めるジャズの方がバレエを基礎に取り入れれば、ビートが鈍くなることは絶対に無いでしょう。
踏む動きで踊るのがジャズダンスだからです。
バレエには決まったポジションがあるので、とりあえず形さえ出来ていれば一応バレエっぽくはなります。
ジャズの場合は形を見せているのではなく、踏む動きを見せているので踏めないとどうにもなりません。
滑稽な薄っぺらいダンスになってしまいます。
というわけで、バレエにはジャズダンスの基礎になるバレエとならないバレエがあるのです。
もし、ジャズダンスのためにバレエをやるなら、形だけのバレエではどうにもなりません。
もちろんバレエスタジオビートのバレエはジャズダンスの基礎となるバレエです。
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