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西洋人のプリエと日本人のプリエ

白人の身体は、脚の内側から仙骨付近、背骨にかけてのエネルギーが強いので、パーソナルトレーニングでもここにエネルギーの流れを作っていきます。


今回パーソナルトレーニングをした方がおっしゃることは


「脚を動かしているのに脚よりなぜか背中を使っている感じがする、プリエで沈めない、プリエがしづらいので、深くプリエが出来ない」等と言われました。

 

このプリエがしづらいというのは、間違ったプリエがしづらいということです、間違ったプリエとは、日本人が得意な、しゃがむような、関節を曲げた下に沈むプリエです。

しゃがむのが得意だから、和式便所や正座が生まれたんでしょう。

 

西洋人の身体で、しゃがむというのは、もの凄く大変なことです。

だからプリエを大事にしているのです。

落ちること、関節を曲げることが苦手な身体でプリエをすることが大事なのです。

日本人はしゃがむのが得意なので、いとも簡単に間違ったプリエで、お尻を深く下まで落とします。

 

日本人がプリエをする時、難しいと言われるのは、正しいプリエが難しいという意味ですよね。

西洋人にとってはプリエの難しさは、上に上がり続けるエネルギーで下にいくことが難しいのです。

ですから、逆の意味で難しいのです。