アルテ・エスペランサのいっちゃんが、キューバ国立バレエ学校に留学するので、コンクールクラスの皆でクラス終わりにお祝いしました。
キューバでは昼過ぎまでコンテンポラリーレッスン、夕方からバレエのレッスンと踊り尽くしの日々を送るそうです、羨ましいですね。
海外留学先として、ロシア、オーストラリア、カナダなど色々なメソッドがあると思いますが、それぞれのメソッドは、きちんとした身体の化学反応が起きるように定められています。
メソッドを真面目にやったところで、化学反応が正しく起きる身体でないと、身体に無理がかかり痛めてしまいます。
化学反応が起きる体とは、床を踏んで上に伸びる体です。
バレエは踏んで伸びる体であることが前提のダンスです。
これがバレエの基礎以前の体の基礎です。
日本人は真面目で努力家でものまね上手なので、留学先の海外で評価されることは多いですが、実際身体にとても負担がかかっている方が沢山いるのです。
なぜ痛めるのかというと、日本人はバレエ向きの身体を持っていないからです。
それなのに、結果だけを表面的に真似するから怪我をするのです。
怪我をしないように、バレエを日本流にアレンジしている人も多いのです。
メソッドを正しく学んだとか、教授法を学んだとか、そんなことは才能を開花させるためには大事なことではないのです。
それよりも素材となる身体自体をバレエ向きに変える方がよっぽど重要なのです。
白人のバレリーナが生まれつき持っていた、踏んで伸びる立ち方を我々日本人は後天的に身につけなければなりません。
そこに時間をかけて研究し、レッスンに活かすことを目的としているのがビートの特徴です。
表面的な形を真似しただけのバレエでもなく、日本流にアレンジしたバレエでもない、本物のバレエが踊れる人を育てたいのです。
実際に海外のオーディションやコンクールでは、その時の実力よりも、素材自体を見る傾向にありますから、将来海外を目指す方にビートのレッスンは最適です。
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