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作曲と体

バレエスタジオビートでは自然に動かされる受動バレエというものを提唱しています。

音楽の世界にも受動で曲を作るミュージシャンがいます。

今回の記事は、その人達の受動的名言をいくつか紹介します。


「ギターが連れていってくれるところへ行くだけさ」

アンガスヤング


「その曲の持つフィーリング、雰囲気が自然にそのテンポを決めていくから、俺達は曲に耳を傾け、曲を体で感じる。その結果つかめるのがリズムなんだ。自分の気持ちを曲に押し付けるのではなくて、曲が持っているフィーリングを、素直に、自然に感じとり、そうしたものに自分をまかせるわけだよ。

スローな音楽を聴くと人間はリラックスするし、速い曲の時はエキサイトする。ここで大切なのはac/dcの場合スローになったから、だらける、エネルギーが無くなる、退屈になるというのではなく、スローになってもリズム は無くならない。

テンポだけにたよると速い時はエキサイトしても、スローになった途端にだらけて方向性を失う。それで、もっと速くもっと速くということになってしまう。

その点、リズム中心の音楽はそうした罠にはまることが無い。

人間が自然に持っているものに沿って、うねったり引いたりしているわけだから。」

アンガスヤング            


「おれがギターを弾いているのか、ギターがおれを弾いているのか。あなたがどう見るかによる。」

ジミーペイジ


「どうやって音楽を作っているのかと尋ねられたとき、ただ音楽の中に踏み入るだけだと答えます。それは川の中に足を踏み入れて、流れに身を任すようなもの。」

マイケルジャクソン


「いいかい、君の感情や振り付けや曲への個人的な考えを押しつけないでくれ。音楽がどうしたがっているのか、音楽に語らせてくれ。」

マイケルジャクソン


ちょっと前に見たクイーンの映画でフレディ・マーキュリー役を演じていたラミ・マレックも歌っている時に踏め過ぎなくらい床が踏めていました。


もちろんフレディ・マーキュリー本人も踏めてます。


日本人は比較的、おなかを押しこめるようにして歌う人も多いように感じます。