２つの立ち方

以前書いた、関節を曲げて体を沈めて安定させる立ち方、体を上に伸ばしてバランスをとる立ち方。  

この２つに人間が分かれる理由について書きます。

まず関節を曲げて体を沈めて安定させる立ち方をする理由。

とても単純な話なのですが膝が曲がっている人は、スクワットをするように膝を曲げて股関節を後ろに引いて立ちます。

膝は深く曲がりやすい関節です。

体を上に伸ばしてバランスをとる立ち方をする理由。

X脚の膝は典型的な日本人の脚と反対方向に少し反っていますが、さらに反らせることはできません。

股関節もスクワットのように後ろに引くことはできても、股関節を前に突き出す動きには限界があります。

膝を曲げて正座はできても、X脚方向に膝を反らして正座はできませんよね。

ですからX脚は関節を曲げて体を沈めてバランスをとることはできないのです。

上に伸びるしかないのです。

パーソナルトレーニングではこのを様な身体を作っていきます。