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体の始発駅と終着駅

人間の筋肉は両端を腱で骨にくっついています。

有名なのがアキレス腱です。


体には腱が集まっている部分が何ヵ所かあります。

腰の腰背腱膜、首の後ろの第7頚椎付近の腱鏡、足底腱膜、手掌腱膜など。

それらはとても大切です。


解剖図を見ればわかるように腰と首の腱膜は、ひし形をしています。


これはキャンプのテントのようなものです。

柱を中心に布を対角線で引っ張り合うことでバランスをとっています。


筋肉は伸び縮みするので、ひし形を引っ張っているとも、ひし形に集まっているとも言えます。


それは駅前のバスターミナルみたいなものです。

駅前のバス停は始発駅でもあり終着駅でもあるのです。


この「腰」と「首」が正しく機能している日本人はとても少ないです。


続く。